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2023/04/01
成人式に行く?行かない?写真だけの成人式
2022年4月から成人年齢がこれまでの20歳から18歳に引き下げられました。
ある識者は、「成人を祝う式典は『成人』としての自覚を持つための節目であることから、18歳を対象に実施すべきだと考える」と言います。
でも、18歳での式典開催を決めた自治体は全国でもごく一部。引き続き20歳でお祝いの式典を催すように決定をした自治体が多いようです。1番の理由としては、「高校3年生の18歳では、進路選択や受験なども重なり忙しい時期である」ということ。参加者の減少が不安視されました。式典参加対象者への事前調査でも「今まで通り20歳で実施してほしい」「進学や就職から少し時間をおいてからの成人式の実施で、様々な経験を友人と共有したい」「飲酒や喫煙ができる年齢に合わせた方がいい」などの意見もあったようですね。
◯成人式の名称変更?!
法律が施行されて初めて迎える2023年1月の「成人の日」。成人を祝う式典として親しまれてきた「成人式」ですが、「成人式」という名称では、18歳から成人となるため参加者が混乱するという理由から名称を見直す動きが各地でありました。「長年続いてきた行事の名称なので馴染み深い」「親しみがある」といった意見から、名称変更をしない地域もありましたが、多くは「はたちのつどい」や「二十歳を祝う会」、「二十歳の成人式」などに式典の名称を変えて実施されたようです。
◯成人式のイメージ
さて、「成人式」と言われると、どんなイメージをお持ちですか?
以前、高校生から60代までを対象に市民の意識調査をした自治体がありました。
・大人になったことを自覚する日
・新成人を励ます行事
というのは、30代以上の方々に多かった意見。
・スーツや晴れ着を着てみんなで集まる行事
・友達と久しぶりに会える同窓会のようなもの
というのは、新成人や未成年に多かった意見でした。
一部現状に否定的な方からは
・新成人が集まって騒ぐだけのもの
というものもあったようです。
「成人式」の一般的な式典の内容としては、主に市長や来賓の方から祝辞が述べられます。新成人の代表者によるスピーチやはたちの誓い、実行委員会主催で恩師からのコメントや思い出の動画を観たり、ビンゴ大会などの催しをしたりするところもあるようですよ。なんだか楽しそうですね。
◯成人式に行きたくない、行かない
でも、そんな中、成人式に「行きたくない」「行かない」「行けない」という人は少なくありません。その理由は様々です。
・振袖やスーツを準備するのにお金がかかる
・着付やヘアメイクなど支度にも時間やお金がかかる
・進学や就職で地元を離れ、式典のために帰省するのが大変
・学校や仕事が休めない、忙しい
・学生時代の嫌な思い出を思い出す
・会いたくない人がいる
他に、特別な理由はないにしても、成人式に必要性を感じない、参加する意味を見出せない、時間やお金がもったいないと考える人もいるようです。
ただ、成人式に行かずに、行けずに後悔したという人は、
・一生に一度のことだから参加すればよかった
・友人のSNSで楽しそうな様子を見て、行けばよかったと思った
・振袖姿やスーツ姿を両親に見せてあげればよかった
・親不孝をしてしまった気持ちになった
と感じたようです。
そこで・・・
◯「写真だけの成人式」のご提案
「写真だけの成人式」は、こんな方におススメです。
・式典には出席できないけど、記念写真を残したい方
仕事や学校が休めない、帰省が大変、会いたくない人がいる・・・など様々な理由で式典に出席できない方も少なくありません。でも、思い出として写真を残しておくことだけでも立派な記念になりますよ。
・成人式の写真を撮っていない方
式典当日は朝から、移動やお支度、式典出席、友人との時間などに追われ忙しい1日になります。
じゃあ写真は携帯だけで良し?!でも、せっかくならプロに撮影して欲しい・・・時間にゆとりを持って式典当日を楽しく過ごすために、記念写真の撮影を別日で済ませておくと安心です。撮影日にご家族もそろって一緒に撮影して思い出が残せると素敵ですよ。
・成人式の写真を撮り直したい方
せっかくお気に入りの振袖を着て写真を撮ったのに、残念ながら「納得の仕上がりではなかった」とか「髪型をこうすればよかった」とか後悔してしまう方もいらっしゃるようで・・・大切な20歳の記念写真を見たくないものにしてしまうのは悲しいですから、思い切って撮り直しリベンジ!
・ママ振袖を着て記念写真を撮りたい方
お母様の思い出の振袖を愛娘が着る・・・感慨深いものがありますね。二十歳のお母様から受け継ぐ「ママ振袖」はお母様のご両親にとっても思い入れがある衣裳でしょう。帯〆、帯揚げなどの小物をちょっと現代風にアレンジしてもいいですよね。お母様の振袖を素敵に再デビューさせましょう。
・2つ違う振袖を着て写真を撮りたい方
ママ振袖があるけど、トレンド柄の振袖も着たいという方は、せっかくなので記念写真で両方の振袖姿を残しましょう。式典当日に着る振袖は、どちらかを選ばなくてはいけません。普段、なかなか着物を着る機会がない現代ですから、記念写真を撮るということで、大切な着物や気に入った着物を着る機会を作りましょう。
◯光栄写真館の「写真だけの成人式」について
写真館にある衣裳というととりあえずの品揃えだと思われがちですが、当館では常備200着以上の振袖のご用意がございます。写真のプロとして、写るものの品質の良し悪しにもこだわり、妥協はできないからこそ良い物・確かな物が取り揃えてあります。
・振袖によって料金は変わる?
ブランド物や現代風、レトロ調から古典柄まで豊富にあり、本来衣裳によって価格帯が違うのですが、「写真だけの成人式」でご利用いただく際には、どの振袖も一律料金。王道デザインでも新作デザインでも、ベースとなる振袖が決まったら、あとは帯や小物、ショールまでお好みのスタイルを自由にお作りいただくことができます。せっかくのお祝い着ですから、ちょっと華やか過ぎるかな?!くらいの感じでいいと思いますよ。
・振袖選びや着付、ヘアメイクはどうするの?
種類が多すぎて迷ってしまったら、スタッフやご家族のアドバイスも参考にして、どうぞたくさんの振袖や小物の中から、楽しみながらあなたらしいコーディネートを見つけてください。
ヘアセットや着付けもおまかせ!資格所有の経験豊富な美容師・着付師がご希望のヘアスタイルや美しい着付、バリエーション豊かな帯結びをして貴女の記念の装いを一層華やかに仕上げます。
・光栄写真のこだわり
写真も厚生労働大臣認定一級写真技能士の資格を持つカメラマンが、プロの視点で光や角度、ポーズにこだわって撮影をし納得の一枚を完成させます。専門スタジオならではのバリエーション豊富な撮影の中で、お着物の色合いや雰囲気に合わせて背景や演出を変えながら、シンプルな感じがいい、小物を使って演出して欲しい・・・などのご希望にもそってプロの視点で撮影をし、その中からお好きな表情やポーズのお写真をお選びいただくことができます。
【まとめ】
現在進行形の今、目の前のことを楽しんだり、欲しいものがあったりして、二十歳の記念に振袖を着る・写真を撮るという事に実感やこだわりがない方もいらっしゃるでしょう。でも、10年・20年・・・と経った時に見返す写真には、その当時を思い出し懐かしむことができる、どんなものにも代えがたい価値が存在します。時間が経てば経つほどにその写真の大切さを実感するでしょう。
今は、携帯やスマホで簡単に写真が撮れる時代になりましたが、ご両親やおじいちゃん・おばあちゃんが我が子や孫を思い、成長を喜ぶのはいつの時代も変わりません。照れくさいかもしれませんが、晴れ姿はデータだけでなく、額に入れて飾ったり、アルバムにしたりしていつでも目にしてもらえるよう写真(かたち)にすることをおススメします。その写真を見て、元気になったり、幸せを感じたりすることができますように...ぜひ確かな技術の一枚を残してください。
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