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2021/08/01

コラム,写真のこと,その他

写真をきれいに保つ保管方法3選


せっかく撮影した写真をアルバムに入れたら「変色してしまった!」ということはありませんか?家族が揃った時や、ふと我が子の幼かった頃の写真を見ようとした時に、誰もが経験したことがあるでしょう。インクや紙質によって限界もありますが、実は写真には適切な保管方法があります。


せっかくの思い出ですので、きれいに保つコツを知った上で写真を保管しましょう。


写真を劣化させる原因はズバリ3


紫外線:

日光が当たると色褪せが起きてしまいますので、当たる場所であればカーテンなど工夫が必要です。また、室内灯にスポットライトを利用している場合も色あせの原因になります。


湿気:

写真は湿気に弱く、変形やカビの原因になります。インクジェットのインクによっては湿気で滲んでしまうこともあります。


酸:

古い写真を久しぶりに見ると「酸っぱい匂いがした」という経験はないでしょうか。


写真の光沢面のツルツルした部分は酸の成分が使われており、空気中の水分と結びつくことで酸っぱい匂いがでます。その後はベタベタになり、「写真がくっついた」という経験をしたことがあると思います。


写真をきれいに保管する方法


・湿気が少ない場所

長期間の保管になると、押し入れやクローゼットにしまう方が多いのですが、避けたほうが良いです。暗いので日光は避けられますが、日本は湿気が多いためカビや変色の原因になります。

どうしても保管したい場合は、乾燥剤と一緒に箱に入れると傷みを避けられます。


・直射日光が当たらない場所

写真は紫外線に弱いため、写真たてや額に入れて飾っている写真などは注意が必要です。お部屋に飾る際は、日の当たらない場所がおすすめです。


現在ではUVカットのフォトスタンドも販売されています。


・トランクルームを利用

空調設備が整っているトランクルームはいちばんの保管場所です。温度だけでなく湿度も一定を保っているため、アルバムや箱に入れておけば長期間の保管が可能です。

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